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注文住宅の建て替えの費用と流れ|施工管理が「解体・仮住まい・追加費用」を解説【2026年版】

今の家を建て替えて注文住宅にしたい人向け。施工管理8年・二級建築士の森田が、建て替えの流れ、解体・仮住まい・引っ越しなど建て替え特有の費用、新築より高くなりやすい理由、注意点を目安付きで解説します。

森田 健 二級建築士 監修

ゼネコン施工管理8年|二級建築士

・ 読了 約11分

📢 PR / アフィリエイト広告を含みます 本記事のリンクの一部はアフィリエイト広告です。報酬の有無で評価は動かしていません。ゼネコンで施工管理を8年経験し、現場で図面・数量・原価を突き合わせてきた二級建築士(独学で学科・製図とも一発合格)・森田 健が、施主目線も交えて書いています。

「今の家が古くなったので、建て替えて注文住宅にしたい」――そう考えたとき、更地に建てる新築とは違う費用と段取りがあることに戸惑う方が多いです。

ぶっちゃけ、建て替えは「建物の値段」だけ見ていると予算が大きくずれます。解体費・仮住まい・二重の引っ越しといった、建て替えならではのお金が上乗せされるからです。

私はゼネコンの施工管理として、現場で図面・数量・原価を8年間突き合わせてきました。解体や仮設工事のコストが見積もりのどこに乗るかも見てきています。だからこそ言えます。建て替えで失敗しないコツは「建物以外の費用」と「住みながら進めるスケジュール」を最初に押さえることです。

この記事では、あなたが今いちばん知りたいはずの疑問を、先にすべて並べておきます。

  • 建て替えはどんな流れで進むの?期間はどれくらい?
  • 建て替え特有の費用(解体・仮住まいなど)には何があるの?
  • 建て替えは更地の新築より高くなるの?
  • 建て替えで注意すべき落とし穴は?
  • 建て替えで損しないために、どう進めて誰と比べればいい?

これらを、流れ・費用・注意点の3つの軸で、現場目線から一つずつ解消していきます。読み終わるころには、わが家の建て替えで何にいくらかかり、どう進めればいいかの全体像がつかめるはずです。

📌 結論(先に書きます)

  • 建て替えは「解体→仮住まい→新築→引っ越し」と工程が多く、半年〜1年程度が目安
  • 建物以外に解体費・仮住まい・二重の引っ越し・各種手続き費が上乗せされる
  • そのため更地の新築より総額が高くなりやすい
  • 古い家は地中の障害物や現行基準への適合で追加費用が出ることもある
  • 解体込みで総額を比べるため同じ条件で複数社の見積もりを取る

注文住宅の建て替えの流れと期間

まず全体の流れを押さえましょう。建て替えは更地の新築と違い、「今ある家を壊す」「住む場所を移す」工程が加わるぶん、段取りが多くなります。

おおまかな流れを表にします。

ステップ内容期間の目安
会社選び・プラン作成・見積もり比較1〜3ヶ月程度
契約・仮住まい探し・引っ越し(1回目)1ヶ月程度
既存建物の解体・整地2週間〜1ヶ月程度
地盤調査・着工・新築工事4〜6ヶ月程度
完成・引き渡し・引っ越し(2回目)1ヶ月程度

※期間はあくまで一般的な目安です。建物の規模・解体の難易度・天候などで前後します。

表のとおり、建て替えは会社選びから入居まで半年〜1年程度を見ておくのが安心です。とくに見落としやすいのが、引っ越しが「仮住まいへ」「新居へ」の2回必要になる点です。

工事そのものの流れは更地の新築と共通する部分も多いので、注文住宅の工期の目安と流れ|着工から引き渡しまで何ヶ月かかる?もあわせて確認すると全体像がつかみやすくなります。

建て替え特有の費用|解体・仮住まいなど

建て替えで予算がずれる最大の原因が、建物本体以外にかかる「建て替え特有の費用」です。更地の新築では発生しない項目を整理します。

費目内容金額の目安
解体工事費既存建物の取り壊し・廃材処分木造で坪あたり数万円〜(構造・立地で変動)
仮住まい費工事中の家賃・敷金礼金月の家賃×半年〜1年程度
引っ越し費(2回)仮住まいへ・新居への往復分通常の引っ越しの約2倍
トランクルーム仮住まいに入らない荷物の保管利用期間に応じて
各種手続き費建物滅失登記・住所変更など数万円程度〜

※金額はあくまで一般的な目安です。立地・建物の構造・荷物量で大きく変わります。

表のとおり、建物の値段以外に解体・仮住まい・二重の引っ越しがまとまった金額になります。これらを見込まずに建物予算だけで考えると、後から資金が足りなくなります。

建物本体以外の費用全般(諸費用)の考え方は注文住宅の諸費用はいくら?「総額の1割」の内訳を実例で解説で詳しく解説しています。建て替えではこれに解体・仮住まいが加わると考えてください。

建て替えは更地の新築より高くなる?

「建て替えは土地を買わなくていいから安い」と思われがちですが、総額では更地の新築より高くなりやすいのが実情です。

理由は、土地代がかからない代わりに解体費・仮住まい・二重の引っ越しが上乗せされるからです。さらに古い家ほど、解体や地盤で想定外の費用が出やすくなります。

ただし、すでに住み慣れた土地に建てられる・土地探しの手間がないという大きなメリットもあります。「土地代ゼロ」ではなく「建物+解体+仮住まいの総額」で考えるのが、建て替えで損しない前提です。総額の組み立て方は注文住宅の予算の決め方|年収から無理のない総額を逆算するも参考にしてください。

建て替えで注意すべき落とし穴

建て替えには、更地の新築では起きにくい注意点があります。現場目線で見てきたポイントを整理します。

  • 地中障害物:解体後に古い基礎やガラ、井戸などが出ると追加の撤去費がかかることがあります。
  • 現行の建築基準への適合:古い家を建てた当時と基準が変わっており、建て替え時は現行基準に合わせる必要があります。間口や接道の条件で、同じ大きさで建て直せないケースもあります。
  • 住宅ローンとつなぎ融資:仮住まい期間や解体費の支払いタイミングで、つなぎ融資が必要になることがあります。支払いの時系列は注文住宅の支払いスケジュール|着工金・中間金・つなぎ融資を時系列で解説で確認してください。
  • 解体中の仮住まい延長:工期が延びると仮住まいの家賃も延び、費用がふくらみます。スケジュールに余裕を持たせることが大切です。

これらは事前に知っておくだけで、見積もりの確認漏れや想定外の出費を減らせます。とくに地中障害物は解体してみないと分からない部分があるため、「出た場合の追加費用の扱い」を契約前に確認しておくと安心です。契約前の確認点は注文住宅の工事請負契約で確認すべきこと|契約前チェックリストも参考にしてください。

建て替えこそ「解体込みの総額」で複数社を比べる

建て替えで損しないために大事なのは、「解体・仮住まいまで含めた総額」で複数社を比べることです。

理由は、解体費や仮設工事の見積もりは会社によって差が出やすく、建物本体だけ安く見せて諸費用で差がつくこともあるからです。建物価格だけで比べると、解体や付帯工事を含めた総額では逆転することもあります。見積もりの正しい比べ方は注文住宅の見積書の見方|本体価格・付帯工事・諸費用を項目別に分解で詳しく解説しています。

だからこそ、同じ条件(解体込み・仮住まい前提)で複数社の見積もりを取り、総額で比べることをおすすめします。1社だけでは、その金額が高いのか妥当なのか判断できません。その候補集めには、希望に合う会社を無料で紹介してもらえるイエタテ相談カウンターが使えます。

💬 一括資料請求は「契約」ではありません。届いたプラン例や概算を見比べて、建て替えの総額感をつかむ材料に使い、気が進まなければそのまま検討をやめて大丈夫です。

注文住宅の建て替えでよくある質問

建て替えについて、よく聞かれる質問に答えます。

建て替えにはどれくらいの期間がかかりますか?

会社選びから入居まで半年〜1年程度が一般的な目安です。解体・仮住まいへの引っ越し・新築工事・新居への引っ越しと工程が多いため、更地の新築より時間がかかります。仮住まいの家賃が延びないよう、スケジュールには余裕を持たせてください。

建て替えは更地の新築より高くなりますか?

総額では高くなりやすいです。土地代はかかりませんが、解体費・仮住まい・二重の引っ越しが上乗せされ、古い家ほど地中障害物などで追加費用も出やすいためです。「建物+解体+仮住まい」の総額で考えてください。

解体費はどれくらいかかりますか?

木造の場合、坪あたり数万円〜が一つの目安ですが、構造(鉄骨・RC)や立地(前面道路の広さ・重機の入りやすさ)で大きく変わります。あくまで一例なので、解体を含めた見積もりで確認してください。

今と同じ大きさの家に建て替えられますか?

必ずしもそうとは限りません。古い家を建てた当時と建築基準が変わっているため、接道や容積率などの条件で、同じ大きさで建て直せないことがあります。会社に現地と法規を確認してもらうのが確実です。

まず何から始めればいいですか?

「解体・仮住まいを含めた総額」をつかむことが最優先です。建物価格だけで判断すると予算が大きくずれます。そのうえで、同じ条件で複数社の概算を取り寄せ、総額で比べてください。

まとめ|建て替えは「建物以外の費用」と「総額比較」がカギ

注文住宅の建て替えでいちばん大事なのは、「建物の値段」だけでなく「建物以外の費用」まで見込むことです。解体費・仮住まい・二重の引っ越し・各種手続きが上乗せされるため、更地の新築より総額が高くなりやすいからです。

流れは「解体→仮住まい→新築→引っ越し」と工程が多く、会社選びから入居まで半年〜1年程度を見ておくと安心です。古い家は地中障害物や現行基準への適合で追加費用が出ることもあるので、契約前に「追加が出た場合の扱い」まで確認してください。

そして、解体や仮住まいの見積もりは会社で差が出ます。最初の一歩は「解体込みの総額で、同じ条件で複数社を比べる」ことです。その候補集めには、希望に合う会社を無料で紹介してもらえるイエタテ相談カウンターが使えます。

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同じ条件でも会社によって総額は数百万円変わります。複数社の見積もりを比べるのが、損をしない一番の近道です。

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